アマゾンアソシエイトに登録したものの、いざリンクを作ろうとして「どこから操作するの?」と戸惑った経験はありませんか。管理画面の構造がわかりにくかったり、PCとスマホで操作が違ったりと、最初はつまずきやすいポイントが多いプログラムです。
このページでは、アマゾンアソシエイトのリンク作成方法を、PC版・スマホアプリ版それぞれの手順で整理しました。リンクの種類や規約上の注意点、広告表記の書き方まで、公式のヘルプ情報と複数のソースをもとに確認しています。
リンク作成の基本を正確に把握しておくことで、規約違反のリスクを下げながら継続的に運営できるようになります。在宅でのブログ収益化を進めたい方に、参考にしていただける内容にまとめています。
アマゾンアソシエイトのリンク作成の前に仕組みを整理する
リンクの作り方を覚える前に、アマゾンアソシエイトのリンクがどういう仕組みで機能するかを理解しておくと、操作の意味がわかりやすくなります。公式ヘルプと複数の解説記事を照合して確認しました。
アソシエイトリンクとは何か
アマゾンアソシエイトのリンク(アソシエイトリンク)とは、アソシエイトID(またはトラッキングID)がURLに埋め込まれた特別なリンクです。訪問者がこのリンクをクリックしてアマゾンを訪れ、24時間以内に商品を購入すると、紹介料が発生します。
クリック後の購入はリンクで指定した商品に限らず、その訪問者がアマゾンで購入した商品全般が対象になります。たとえば日用品のリンクをクリックした訪問者が家電を購入した場合でも、条件が合えば紹介料の対象になります。これが24時間以内という条件のもとで機能するCookieの仕組みです。
リンク作成に必要な準備
リンクを作成するにはアマゾンアソシエイトへの登録が必要です。登録後、アソシエイト・セントラル(管理画面)にログインできるようになります。PCでリンクを作成する場合は、登録に使ったメールアドレスとパスワードでAmazon.co.jpにもログインした状態で操作します。
なお、登録直後はアソシエイトツールバーが使用可能になるまでに申し込み後8時間以上かかることが公式ヘルプに記載されています。登録したその日にすぐ試そうとして「ツールバーが表示されない」と感じた場合は、少し時間を置いてから確認するとよいでしょう。
リンク作成の主な方法は4種類ある
アマゾンアソシエイトのリンク作成手段は大きく4種類あります。最もよく使われるのはPCブラウザ上の「アソシエイトツールバー」とスマホアプリの「モバイルゲットリンク(Mobile GetLink)」です。
そのほかに「One Link」(海外からの訪問者を各国アマゾンに転送するリンク)と「Product Advertising API」(プログラムで商品情報を自動取得する上級者向け機能)があります。ブログ運営を始める段階ではツールバーとスマホアプリの2つを押さえておけば十分です。
| 方法 | 環境 | 主な用途 |
|---|---|---|
| アソシエイトツールバー | PCブラウザ | 商品ページから直接リンク生成 |
| モバイルゲットリンク | スマホアプリ | アプリから短縮リンクを取得 |
| One Link | PC | 海外訪問者向けのリンク設定 |
| Product Advertising API | PC(開発者向け) | 商品情報の自動取得・掲載 |
- アソシエイトリンクにはIDが埋め込まれており、クリック後24時間以内の購入が対象になる
- ツールバーはアソシエイト登録後8時間以上経過しないと使用できない
- ブログ運営の初期段階ではツールバーとスマホアプリの2方法を覚えれば対応できる
- クリックされた商品以外の購入も紹介料の対象になる(条件あり)
PC版アソシエイトツールバーを使ったリンク作成手順
PCで作業する場合は、アソシエイトツールバーを使うのが最も手軽な方法です。公式のヘルプ情報と実際の手順解説をもとに、ステップごとに確認しました。
アソシエイトツールバーを有効にする
アソシエイトツールバーは、アマゾンアソシエイトに登録しているメールアドレスでAmazon.co.jpにログインした状態で使えます。初期設定ではオンになっていますが、表示されない場合はアソシエイト・セントラルのメニューから「ツール」→「アソシエイトツールバー」→「アソシエイトツールバーの設定はこちら」と進み、「ツールバー表示」をオンにします。
設定完了後にAmazon.co.jpの任意のページを開くと、画面上部にツールバーが表示されます。ツールバーの右端にある歯車マークから、一時的にオフにすることもできます。
テキストリンクの作成手順
テキストリンクは最もシンプルな形式で、文字にリンクが設定されたタイプです。作りたい商品のページを開いた状態で、ツールバーの「テキスト」ボタンをクリックすると、トラッキングIDを選択してリンクを生成するメニューが表示されます。
トラッキングIDを選んでリンク生成ボタンを押すと、通常URLと短縮URLの2種類が表示されます。ブログに貼る場合は通常URLが確実です。SNSに投稿する場合は短縮URLが使いやすいでしょう。生成されたURLをコピーして、WordPressのブロックエディタでテキストにリンクとして設定します。
以前は画像付きリンクも生成できましたが、仕様変更により2025年時点ではテキストリンクのみが対象となっています。画像を一緒に表示したい場合は、後述のプラグインやツールの利用が必要です。
アソシエイト・セントラルからバナーリンクを作る
アソシエイト・セントラルの管理画面からは、カテゴリー別のバナーリンクを作成できます。「商品リンク」→「バナーリンク」に進み、カテゴリーとサイズを選択してHTMLタグをコピーします。コピーしたコードをWordPressのカスタムHTMLブロックに貼り付けると、指定カテゴリーのバナーが表示されます。
また「商品リンク」から「テキストリンク」を選ぶと、キーワードで商品を検索してリンクを生成することもできます。商品ページを直接開けない場合はこちらから試してみるとよいでしょう。
- ツールバーの「テキスト」から商品ページのリンクを1クリックで生成できる
- 現在生成できるのはテキストリンクのみ(画像付きリンクは仕様変更済み)
- 短縮URLと通常URLの2種類があり、ブログには通常URL・SNSには短縮URLが向いている
- バナーリンクはアソシエイト・セントラルの管理画面から作成できる
スマホ(Amazonアプリ)からのリンク作成手順
スマホのみで作業したい場合や、外出中に気になった商品のリンクをすぐに取得したい場面では、Amazonショッピングアプリ(買い物用アプリ)からリンクを作成できます。スマホでの操作手順を複数ソースで確認しました。
スマホアプリでのリンク取得手順
まずAmazonショッピングアプリを開き、アソシエイト登録に使ったアカウントでログインします。複数のアマゾンアカウントを持っている場合は、アソシエイトに紐づいたアカウントで確認してください。
紹介したい商品を検索して商品ページを開き、商品の画像がある「共有」ボタンをタップします。メニューの中に「アソシエイトリンクをコピー」が表示されるので、これを選ぶと短縮形式のリンクがコピーされます。あとはブログの投稿画面やメモアプリに貼り付けて使います。
アプリのバージョンや商品によっては「アソシエイトリンクをコピー」の選択肢が表示されない場合があります。その場合は別の商品で試すか、PCのツールバーから作成するとよいでしょう。
スマホからWordPressに貼る流れ
コピーしたリンクはスマホのWordPressアプリからそのまま記事に貼れます。投稿画面でリンクを設定したいテキストを選択し、リンクアイコンをタップしてコピーしたURLを貼り付けるだけです。短縮URLのためURLが短く表示されますが、リンク先はAmazon.co.jpの該当商品ページです。
SNSのX(旧Twitter)やInstagramのプロフィールリンクとして使うことも可能です。SNSでアソシエイトリンクを使う場合は、広告表記のルールが別途必要になります。詳細は後述の規約の章で整理しています。
一部のブログツールや旧エディタでは短縮URLが正常に動作しないことがあるため、その場合はPCのツールバーから通常URLを取得するとよいでしょう。
- スマホはAmazonショッピングアプリの「共有」→「アソシエイトリンクをコピー」で取得できる
- アソシエイトに紐づいたアカウントでログインしていることを確認する
- 一部の商品や環境で選択肢が表示されない場合は別の方法で作成する
- スマホから取得できるのは短縮URLのみ
画像付き商品リンクを表示するツールの活用

ブログで商品を紹介するとき、テキストリンクだけよりも画像付きで見せたいケースが多くあります。現在のアマゾンアソシエイトツールバーでは画像付きリンクが生成できないため、代替手段を複数のソースで確認しました。
WordPressプラグインを使う方法
画像付きの商品紹介パーツを作るには、WordPressプラグインを使うのが現実的な方法です。「Pochipp(ポチップ)」はブロックエディタに対応した無料プラグインで、商品情報を入力すると画像・タイトル・ボタンがセットになったリンクブロックを生成できます。
プラグインをインストールしてブロックエディタから追加する形で使います。無料版でも基本的な機能は使えますが、成長中のプラグインのため不具合情報が出ることもあります。まず無料版で試してみて、問題がなければ継続利用を検討するのがよいでしょう。
カエレバ・Rinkerなどの複合リンクツール
Amazonだけでなく楽天市場・Yahoo!ショッピングのリンクをまとめて表示したい場合は、「カエレバ」や「Rinker」のような外部ツールが活用されています。これらを使うと、訪問者が自分の使いやすいショッピングサイトを選べる形の商品リンクを作れます。
カエレバは無料で使えるウェブサービスで、商品キーワードを入力するとAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど複数のリンクが入ったブログパーツのHTMLを生成できます。複数のアフィリエイトプログラムを掛け合わせて運用したい場合に使いやすい選択肢です。
画像を使う際の規約上の注意点
商品画像をダウンロードして自サイトにアップロードする方法や、Amazonの商品ページをキャプチャして使う方法はアマゾンアソシエイトの規約で禁止されています。公式リンク生成ツールを通じて表示される画像のみが使用を認められています。
また、公式ツールで生成されたHTMLコードの一部(画像サイズに関するパラメータ等)を改変することも規約違反になります。見た目を整えたい場合は、上記のプラグインやツールを活用する方法が安全です。※詳細な規約についてはアソシエイト・セントラルでご確認ください。
- ツールバーからの画像付きリンク生成は現在できないため、プラグインやツールを利用する
- Pochippは無料版から使えるブロックエディタ対応プラグイン
- カエレバやRinkerを使うとAmazon・楽天・Yahoo!のリンクを一括表示できる
- 商品画像の無断ダウンロード・キャプチャ・HTMLコードの改変は規約違反になる
リンク作成時に把握しておきたい規約と広告表記のルール
アマゾンアソシエイトは規約が厳格なプログラムです。知らずに違反してしまうとアカウント停止のリスクがあるため、リンクを使い始める前に主要なルールを整理しました。公式の運営規約と複数ソースをもとに確認しています。
アソシエイトであることの表示義務
アマゾンアソシエイトの運営規約には、サイトのどこかに「Amazonのアソシエイトとして、〇〇は適格販売により収入を得ています。」または実質的に同じ内容の文言を、目立つように明示しなければならないと定められています。この表記はプライバシーポリシーページへの記載で対応しているケースが一般的です。
また、2023年10月1日に景品表示法の規制(通称:ステマ規制)が施行され、アフィリエイト広告を含む記事には広告であることを明示するよう各ASPの規約が整備されています。アマゾンアソシエイト自体から個別の指示はないものの、記事やページの目立つ箇所に「PR」や「広告」の表記を入れておくことが無難な対応とされています。※最新の規約やステマ規制の詳細は消費者庁公式サイトおよびアソシエイト・セントラルでご確認ください。
禁止されている主な行為
アマゾンアソシエイトで特に注意が必要な禁止事項を整理します。まず、自分のリンクを使って自分で購入することや、家族・友人による代理購入は厳しく禁止されています。発覚した場合はアカウント停止と報酬没収のリスクがあります。
次に、URLの改変や外部の短縮URLサービスを使ったリンクの短縮も禁止です。短縮URLが必要な場合は、公式ツールバーで生成される短縮URLのみを使います。また、商品の価格や割引率を手入力で記載することも禁止されています。「Amazonで3,000円」のような記載は時間が経つと情報が古くなるためで、価格を表示したい場合は公式ツールで生成されるリンクを使います。さらにカスタマーレビューや星評価のコピー貼り付けも禁止です。
SNSでリンクを使う際の注意点
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでもアソシエイトリンクを使えますが、いくつかの制約があります。自分の投稿にリンクを添付することは認められていますが、他人の投稿へのリプライにリンクを貼ることは禁止されています。
SNSのプロフィール欄やリンクを含む投稿には、アソシエイトに参加していることがわかる表記を入れることが推奨されています。また、非公開設定のSNSや非公開サイトでのアソシエイトリンクの使用は禁止されているため、公開状態での運用が前提です。
Q. WordPressで商品リンクを貼るとき、テキストリンクと画像はどう組み合わせればよいですか?
A. ツールバーで生成したテキストリンクのURLをテキストに設定し、商品画像はPochippなどのプラグインを使って表示するのが規約に沿った方法です。直接Amazonから画像をダウンロードして使用することはできません。
Q. 登録直後にツールバーが表示されないのはなぜですか?
A. 公式ヘルプによると、アソシエイト申し込み後8時間以上経過してからツールバーが使用可能になります。登録後すぐには使えないため、しばらく時間を置いてから確認してみてください。
- プライバシーポリシーに「適格販売により収入を得ています」の文言を記載する
- ステマ規制への対応として記事の目立つ位置に「PR」「広告」の表記を入れることが推奨される
- 自己購入・代理購入・URL改変・外部短縮URL使用・価格手入力はすべて禁止
- SNSでの他人の投稿へのリプライにリンクを貼ることは禁止されている
- 非公開設定のメディアでの使用は禁止されている
まとめ
アマゾンアソシエイトのリンク作成は、PCのアソシエイトツールバーまたはスマホのAmazonショッピングアプリの2通りが基本です。現在はテキストリンクのみが公式ツールで生成できるため、画像付きで表示したい場合はWordPressプラグインやカエレバ・Rinkerなどのツールを組み合わせるのが現実的な方法です。
まずはアソシエイト・セントラルにログインし、PCのツールバーを有効化して、1つ商品リンクを作成してみるところから始めてみてください。
規約を守りながら正しくリンクを設置する習慣を最初から身につけておくと、長期的に安定して運営できるブログの基盤になります。焦らず一歩ずつ取り組んでいきましょう。

