Freepikは、ブログやSNS用の画像を探す際に多くの方が使うストック素材サービスです。無料でも商用利用できるとよく聞きますが、実はプランによって条件が異なり、うっかり見落としてしまいがちなルールがいくつかあります。在宅ワークやブログ運営を始めたばかりの方が「知らなかった」と後から困らないよう、商用利用の条件を整理します。
特に、無料プランで使える素材にはクレジット表記の義務があることや、素材をそのまま再販・再配布する使い方は禁止されていることは、ブログ副業を始めたばかりの方には意外と知られていません。どこを押さえれば安全に使えるのかを、規約の内容に沿って確認していきます。
この記事では、無料プランと有料プランの違い、クレジット表記の具体的な方法、やってはいけない使い方、そしてAI生成画像を商用利用する際の注意点まで、順番に整理します。副業やブログを継続していくために、素材サイトのルールはしっかり把握しておくと安心です。
Freepikの商用利用は基本的にOK、ただし条件がある
Freepikの素材は、無料プラン・有料プランを問わず商用利用が認められています。ブログ記事のアイキャッチ画像、チラシやバナー、SNS投稿、YouTubeのサムネイルといった用途はすべて対象です。ただし、「商用利用可能」という一言だけで安心するのは早く、プランによって付く条件が違います。どのプランでどこまで使えるかを最初に把握しておくことが、トラブルを防ぐ最初の一歩です。
無料プランでも商用利用できる
Freepikでは、無料アカウントで使える素材にも個人利用・商用利用の両方が認められています。収益を得ることを目的としたブログに使う、クライアントのチラシに組み込む、といった使い方も対象に含まれます。
ただし、無料プランには大きな条件が一つついています。それが「クレジット表記(帰属表示)」の義務です。素材を使用した媒体に、作成者情報を示す帰属テキストを必ず記載しなければなりません。これはFreepikの公式ライセンス条件として定められており、省略すると利用規約違反になります。
また、無料アカウントの場合、1日にダウンロードできる件数は10件までです。未登録の状態では1日3件までに制限されます。スキマ時間に素材をまとめてダウンロードしたい場合は、この上限を覚えておくとよいでしょう。
有料プランではクレジット表記が不要になる
FreepikのPremium以上の有料プランに加入すると、クレジット表記の義務がなくなります。また、ダウンロードできる件数の上限が大幅に広がり、無料プランでは表示されない「Premium」マーク付きの高品質素材も使えるようになります。
料金はユーロ建てで設定されており、為替によって円換算額が変わります。最新の料金はFreepik公式サイトの料金ページ(jp.freepik.com)で確認してください。なお、有料プランを解約すると無料プランに戻り、それ以降にダウンロードした素材を使う際には再びクレジット表記が必要になります。
有料プランにはPremium・Premium+・Proなど複数の段階があり、AI画像生成ツールの利用範囲やクレジット(生成ポイント)の付与量が異なります。ストック素材のダウンロードが目的であれば、Premiumプランで十分なケースがほとんどです。
プランの選び方の目安
無料プランは、使用頻度が低い・クレジット表記が気にならない方に向いています。一方、毎日ブログを更新する・クライアントへの納品物に使う・クレジット表記をなくしたいという場合は、有料プランへの切り替えが現実的な選択になります。
無料プラン:1日10件まで/クレジット表記が必要/プレミアム素材は使用不可
有料プラン(Premium以上):ダウンロード無制限/クレジット表記不要/Premium素材も利用可
※最新の料金・プラン詳細はFreepik公式サイト(jp.freepik.com)の料金ページでご確認ください。
- 無料プランでも商用利用できるが、クレジット表記は必須。
- 有料プランはクレジット表記が不要になり、Premium素材にもアクセスできる。
- ダウンロード数は無料10件・有料無制限(プランによる)。
- 有料プランを解約後は、ダウンロード済み素材にも再びクレジット表記が必要になる。
- 料金はユーロ建てのため、為替レートによって円換算額が変わる。
クレジット表記の正しい書き方と場所
無料プランで素材を使う際に必須となるクレジット表記ですが、どこに何を書けばよいのか分からずに省略してしまう方も少なくありません。省略は利用規約違反になるため、具体的な手順を把握しておくことが大切です。また、記載の内容は素材によって異なるため、ダウンロードのたびに確認することが基本です。
クレジット表記の内容はダウンロード時に確認する
素材をダウンロードするタイミングで、Freepikのサイト上にクレジット表記用のテキストが表示されます。「Image by Freepik」「Designed by Freepik」などの形式のほか、素材によっては作成者名が入ったテキストが表示されることもあります。このテキストをそのままコピーして使うのが基本的な方法です。
素材ごとに表記内容が異なることがあるため、複数の素材を使う場合は、それぞれのダウンロード時に確認しておくとスムーズです。
クレジット表記をどこに記載するか
ブログ記事に画像を使う場合は、画像の直下またはページのフッター部分に記載するのが一般的な方法です。WebページではHTMLリンク付きのテキストで表記するかたちが推奨されています。
チラシや印刷物、動画に使う場合も同様で、素材を使用している紙面や画面上のどこかに帰属テキストを入れることが求められます。Freepikの公式ガイドライン(サポートページ)でも媒体ごとの表記方法が案内されているため、不明な点はサポートページを参照するとよいでしょう。
SNSやYouTubeで使う場合の注意点
SNS投稿やYouTube動画に素材を使う場合も、無料プランであればクレジット表記が必要です。Freepikの公式ガイドラインでは、YouTubeなどの動画コンテンツへの個人・商用利用は認められていますが、クレジットを省略したい場合はPremium以上のプランが必要と明記されています。
SNS投稿では、投稿本文やプロフィールなど、素材と結びつきのある場所へ帰属情報を入れることが推奨されています。媒体の仕様によって表記場所の柔軟性は異なりますが、省略は禁止されています。
1. ダウンロード時に表示されるクレジットテキストをコピーする
2. 使用媒体の画像近く(直下・フッター・概要欄など)に貼り付ける
3. Webページの場合はリンク付きで表記する
※表記内容は素材によって異なるため、毎回確認するのが安全です。
- クレジット表記はダウンロード時に表示されるテキストをそのまま使う。
- ブログ・印刷物・動画など媒体を問わず、素材を使う場所に必ず記載する。
- SNSやYouTubeも例外ではなく、省略は利用規約違反になる。
- 不明な点はFreepikの公式サポートページで確認できる。
やってはいけない使い方と禁止事項
Freepikの素材は幅広い用途で使えますが、規約で明確に禁止されている使い方があります。知らずに行ってしまうと利用規約違反になるため、副業やビジネスで素材を使う前に必ず把握しておきましょう。商用利用がOKであることと、何でも自由に使えることは同じではありません。
素材の再販・再配布は禁止
Freepikからダウンロードした素材や、その素材を含むプロジェクトファイル(Adobe IllustratorやPhotoshopのデータなど)を、自分の著作物として他のサイトや販売プラットフォームで配布・販売することは禁止されています。
ダウンロードした素材を加工してJPEGやPNGなどで書き出し、自分が制作したデザインの一部として納品することは問題ありません。しかし、素材そのものやプロジェクトファイルをそのまま渡す・売るという行為は認められていません。「素材をデザインの一部として使う」のはOK、「素材や素材を含むファイル自体を再配布・転売する」のはNGという整理になります。
ロゴ・商標としての使用は禁止
Freepikで提供されているロゴ系のデザインを、企業や個人の実際のロゴとして使用したり、商標登録したりすることは禁じられています。素材の著作権はFreepikとその制作者が保持しているため、素材を基にロゴや商標を作成することは認められていません。
架空の企業設定として創作物の中で一時的に使う、モックアップとして仮に配置するといった用途であれば問題ないとされていますが、実際のビジネスのロゴとして継続的に使う場合は注意が必要です。ブランドのロゴを作りたい場合は、オリジナルデザインを制作するか、商標利用を明示的に許可しているサービスを使うのが安全な方法です。
アダルト・違法コンテンツへの使用は禁止

Freepikの素材は、アダルトコンテンツや違法・不道徳とみなされるコンテンツに使用することが禁止されています。プランの種類にかかわらず、この制限はすべてのユーザーに適用されます。
また、素材を一つのクライアントのみへのメインデザインとして使用する場合と、複数のクライアントに展開したり印刷物として大量配布したりする場合では、利用条件が変わります。複数クライアントや大量印刷用途では、素材をデザインの「一要素」として他のオリジナル要素と組み合わせることが求められます。詳細はFreepik公式のライセンスガイドラインページでご確認ください。
| やってはいけない使い方 | 理由・補足 |
|---|---|
| 素材・プロジェクトファイルの再販・再配布 | 著作権はFreepikと制作者が保持。ファイルそのものの転売は禁止。 |
| ロゴ・商標としての登録・継続使用 | 素材を企業・個人の正式なロゴとして使うことは不可。 |
| アダルト・違法コンテンツへの使用 | プランにかかわらず全ユーザーが対象。 |
| 無料プランでのクレジット表記省略 | 省略は利用規約違反になる。 |
| 素材のみを他サイトへアップロードして販売 | 他のストックサイトへの転載・販売も禁止。 |
- 素材や素材を含むプロジェクトファイルの再販・再配布は禁止。
- ロゴや商標としての使用・登録はできない。
- アダルト・違法コンテンツへの使用はプランを問わず禁止。
- 無料プランでのクレジット表記省略は利用規約違反になる。
AI生成画像の商用利用と著作権の考え方
FreepikにはAI画像生成ツールが搭載されており、テキストプロンプトを入力するだけでオリジナルの画像を作れます。AI機能はプランによって利用できる範囲や生成可能な枚数が異なります。ブログやSNSの画像作成にAI生成を活用したいと考えている方も多いですが、著作権や商用利用の扱いについては通常の素材とは少し異なる部分があります。
AI生成画像は商用利用できるが条件がある
FreepikのAI機能で生成した画像は、個人・商用の両方の用途に使えます。Freepik公式の料金ページでは、AI生成画像について「適用される法律を遵守し、第三者の著作権・商標・知的財産を尊重することが必要」と明記されています。
特に、実在する人物の顔・有名キャラクター・既存の商標に似た画像を生成して商用利用することには注意が必要です。画像が第三者の権利を侵害しないかどうかの最終的な確認責任はユーザー側にあります。AI生成コンテンツに関する著作権の扱いは国によって異なるため、商用利用にあたっては最新の公式規約を確認しておくことが大切です。
AI生成機能の利用にはクレジット(ポイント)消費が発生する
FreepikのAI生成ツールは、多くのプランでクレジット(生成ポイント)を消費する仕組みになっています。無料プランでも一定量のクレジットが付与されますが、高画質モデルや動画生成など高度な機能では消費量が多くなるため、本格的に使いたい場合は有料プランへの切り替えが現実的です。
有料プランでも、使用するモデルの種類によって消費クレジットが異なります。「無制限」と表記されているプランでも、特定の高度なモデルにはクレジットが必要な場合があります。生成前に各プランの詳細条件をFreepik公式ページで確認しておくとよいでしょう。
AI生成画像と著作権の注意点
Freepikを含む多くのAI画像生成サービスでは、生成された画像の権利関係について「ユーザーが確認・対応する責任を負う」という方針が一般的です。日本における生成AIと著作権の扱いは、文化庁が継続的にガイドラインを整備しており、個別事情によって判断が分かれる場合があります。
ビジネス用途・クライアントワーク・商品化などの利用では、専門的な法的確認を受けることがFreepik公式でも推奨されています。副業の範囲でブログやSNS用の画像として使う場合と、商品パッケージや広告物に使う場合では求められる確認の深さが異なるため、用途に合わせた慎重な判断が必要です。
・実在する人物・キャラクター・商標に似ていないか確認する
・商用利用の条件はプランと最新規約で確認する
・生成クレジットの消費量はモデルごとに異なる
・広告・商品化用途では法的確認も視野に入れる
- AI生成画像も個人・商用ともに利用できるが、第三者の権利を侵害しないことはユーザー側の責任。
- 生成にはクレジット(ポイント)が必要で、高度なモデルほど消費が多い。
- 生成AIと著作権の扱いは国・用途によって異なるため、公式規約の最新情報を都度確認する。
- ビジネス用途や商品化の場合は専門家への相談も選択肢に入れておくと安心。
Freepikをブログ・副業に安全に活用するための実践ポイント
Freepikのルールを理解したうえで、実際にどう使えばトラブルなく続けられるかを整理します。在宅ワーク・ブログ副業・クライアントワークそれぞれの場面で、注意すべきポイントと具体的な行動が変わってきます。ルールの確認を一度すませておくことで、素材選びの作業をスムーズに進めやすくなります。
使うたびにライセンスを確認する習慣をつける
Freepikでは素材によってライセンスが異なる場合があります。サイト上では基本的にFreepikライセンスが適用された素材が中心ですが、一部の素材には第三者のライセンス条件が付いているものもあります。ダウンロード前に素材ページのライセンス情報を確認することが、トラブルを防ぐ基本的な行動になります。
特に「無料」「フリー」と表示されている素材の場合、クレジット表記が不要かどうかを毎回確認するのが安全です。プレミアムプランに加入していても、すべての素材が無条件で使えるわけではないため、素材ごとの確認を省かないようにしましょう。
クライアントワークに使う場合は条件を把握しておく
クライアントから依頼された仕事の成果物にFreepikの素材を使う場合は、「一つのクライアントプロジェクトのみ」という制限があることに注意が必要です。同じ素材をそのまま複数のクライアントに提供する場合や、ポスター・Tシャツなど大量に印刷・配布する商品に使う場合は、素材を「メインデザイン」ではなく「デザインの一要素」として他のオリジナル要素と組み合わせることが求められます。
具体的には、テキスト・パターン・オリジナルのイラストなどを加えて、素材だけが主役にならないよう構成することが推奨されています。詳細な条件はFreepik公式のライセンスサポートページで確認できます。
解約後のダウンロード済み素材の扱いを把握しておく
有料プランを解約すると、解約後に使用する素材にはクレジット表記が再び必要になります。解約前にダウンロードしていた素材も、解約後に新たに使う場合は無料プランのルールが適用されます。これはブログを長期的に運営していく中で意識しておきたいポイントです。
解約のタイミングと、素材をすでに使用しているページ・投稿の数が多い場合は、クレジット表記の対応が必要になる範囲も広がります。有料プランを継続するかどうかを判断する際の参考にしてください。
ミニQ&A
Q:無料プランで使った素材のクレジット表記を後から省略してもいいですか?
A:後から省略することも利用規約違反になります。無料プランで素材を使い続ける場合は、掲載期間中もクレジット表記を維持する必要があります。
Q:有料プランを一時停止した期間中にダウンロードした素材はどうなりますか?
A:有料プランが有効な期間中にダウンロードして使用した素材については、解約後もクレジット不要で使用できます。ただし、解約後に新たに素材を使用する場合は無料プランのルールが適用されます。最新の規約はFreepik公式サイトでご確認ください。
- ダウンロード前に必ずライセンス情報を確認する。
- クライアントワークでは「一クライアントのみ」という制限を把握しておく。
- 有料プラン解約後は、使用する素材にクレジット表記が再び必要になる。
- 複数クライアントや大量印刷用途では素材を一要素として使う構成が求められる。
まとめ
Freepikは無料プランでも商用利用が認められていますが、クレジット表記の義務・再販禁止・ロゴとしての使用禁止など、見落としやすい条件がいくつかあります。副業やブログ運営で継続的に使うなら、まずこれらのルールを把握してから利用を始めることが大切です。
最初の一歩として、素材をダウンロードする前にライセンス情報を確認する習慣をつけることをお勧めします。無料プランで試しながら使い勝手を確かめ、クレジット表記の手間が気になるようであれば有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
素材サイトのルールを把握することは、長く安心して在宅副業を続けるための土台になります。疑問が出てきたときは、Freepik公式サイトのサポートページや利用規約ページを確認してみてください。

