WordPressブログで画像をアップロードするとき、ファイル名や代替テキストをきちんと設定していますか。実は、画像の扱い方ひとつでブログの評価や表示速度が大きく変わります。画像SEOは地味に見えて、ブログ全体のパフォーマンスに関わる重要な工程です。
この記事では、WordPressで画像を使うときに押さえておきたいSEO対策を、初心者の方にもわかりやすく整理しています。altテキスト・ファイル名・圧縮・画像形式の選び方など、今日から取り組める内容をひとつずつ説明します。
副業ブログやアフィリエイトサイトを育てている方は、テキストの書き方と同じくらい、画像の設定を丁寧に行っておくと安心です。スキマ時間でも対応できる手順なので、ぜひ一通り確認してみてください。
WordPressの画像SEOとは何か、なぜ必要なのか
画像SEOとは、ブログに使う画像をGoogleに正しく認識してもらうための最適化作業です。検索エンジンは画像の内容をテキストで読み取るため、ファイル名や代替テキストといった文字情報が判断の手がかりになります。Google検索セントラルのドキュメントでも、画像のランディングページ最適化や適切なaltテキストの設定が推奨事項として明記されています。
画像SEOを設定するとどんな効果があるか
画像に適切な情報を設定すると、主に2つの効果があります。ひとつはGoogleが記事の内容をより正確に理解しやすくなること、もうひとつはGoogle画像検索からのアクセスが見込めるようになることです。
特にレシピ・手順解説・商品紹介のように画像が重要な記事では、画像検索からの流入が増えるケースもあります。検索結果のサムネイルで興味を引ければ、クリックにつながりやすくなります。
また、表示速度の改善も画像設定の効果のひとつです。画像ファイルが重いとページの読み込みが遅くなり、読者が離脱しやすくなります。Googleはページ表示速度をランキング要因として扱っているため、画像を最適化することはSEO全体の底上げにもつながります。
画像SEOをしないとどうなるか
設定をしないまま運営していても、記事がまったく評価されないわけではありません。ただし、画像が重かったりファイル名が意味のない文字列だったりすると、機会損失が生まれます。
たとえば「IMG_3847.jpg」のようなファイル名では、Googleはその画像が何を表しているか判断しにくい状態になります。同じ内容の記事でも、ファイル名やaltテキストが整っているブログのほうが検索エンジンに正しく評価されやすいです。
副業・在宅ワーク系のブログは競合が多いため、こうした細かい部分を整えておくことが差別化につながります。
どの設定から始めるとよいか
まず取り組みやすいのは、次の3点です。altテキストの入力、ファイル名を英数字に変える、画像を圧縮してからアップロードする、この3つを習慣にするだけで、基本的な画像SEOはほぼカバーできます。
プラグインや高度な設定は後回しでも構いません。まず毎回の記事投稿で「この3つを確認する」というルーティンを持つことからはじめると、無理なく続けられます。
1. altテキスト(代替テキスト)を必ず入力する
2. ファイル名を内容がわかる英数字に変える
3. アップロード前に画像を圧縮しておく
- 画像にaltテキストを設定するとGoogleが内容を理解しやすくなります
- ファイル名が意味のある英語であるほど、画像検索での評価につながりやすいです
- 画像が重いとページ表示が遅くなり、読者の離脱や評価低下につながります
- まず3つの基本対策を習慣化することが、最短ルートです
altテキスト(代替テキスト)の正しい書き方
altテキストは、Googleが画像の内容をテキストで理解するための重要な項目です。視覚障がいのある読者がスクリーンリーダーで記事を読む際にも読み上げられるため、アクセシビリティの観点からも設定しておくことが推奨されています。
altテキストとは何か、どこで設定するか
WordPress(ブロックエディタ)では、記事に画像を挿入したあと、右側のサイドパネルに「ALTテキスト(代替テキスト)」の入力欄が表示されます。ここに画像の内容を説明するテキストを入力します。
メディアライブラリから直接設定する方法もあります。「メディア」メニューから画像を選択し、「代替テキスト」欄に入力すると、その画像を記事に挿入したときに自動で反映されます。どちらの方法でも結果は同じなので、作業しやすいほうを選んで構いません。
効果的なaltテキストの書き方
altテキストは、画像を見ていない人がそのテキストだけで画像の内容がわかるように書くことが基本です。たとえば「パソコンで作業する女性」「WordPressダッシュボードの画面」のように、見たままを自然な日本語で簡潔に表現します。
注意したいのが、キーワードの詰め込みです。「WordPress SEO対策 画像 最適化 ブログ 初心者」のようにキーワードを羅列したaltテキストは、Googleの評価を下げる可能性があります。Google検索セントラルのドキュメントでも、スパム的な使い方は推奨されていません。自然な文章で、画像の内容を端的に説明することが適切です。
altテキストを入れなくてよいケースもある
すべての画像に詳細なaltテキストが必要なわけではありません。装飾目的で配置している画像(区切り線・背景パターンなど)は、altを空欄のまま(alt=””)にしておく方が適切な場合もあります。
一方、記事の内容に関係するスクリーンショット・説明図・商品画像などは、必ずaltテキストを設定しましょう。アイキャッチ画像も重要な箇所なので、記事の主題を自然な言葉で入力しておくとよいでしょう。
| 画像の種類 | altテキストの扱い |
|---|---|
| 記事に関連するスクリーンショット・図解 | 内容を説明する自然な日本語で記入 |
| アイキャッチ画像 | 記事の主題を簡潔に入力 |
| 装飾目的の背景・ライン画像 | 空欄(alt=””)でも可 |
| フリー素材(内容と関連あり) | 画像の内容を端的に説明 |
- altテキストは「画像を見ていない人に伝わる言葉」で書くことが基本です
- キーワードの過剰な詰め込みは評価を下げるリスクがあります
- 装飾画像はaltを空欄のままで問題ありません
- アイキャッチと説明図には必ず入力しましょう
画像ファイル名の付け方とアップロード前の準備
ファイル名はaltテキストと並んで、Googleが画像の内容を判断する手がかりのひとつです。スマートフォンで撮影した画像や素材サイトからダウンロードした画像は、デフォルトで意味のない文字列になっていることが多いため、アップロード前にファイル名を変更しておくとよいでしょう。
SEOに効果的なファイル名の付け方
ファイル名は半角英数字とハイフンを使って、画像の内容がわかる名前にします。たとえば「wordpress-dashboard-settings.jpg」「blog-writing-tips.jpg」のように、単語をハイフンでつなぐ形が基本です。
アンダースコア(_)よりもハイフン(-)を使うことが推奨されています。Google検索セントラルのURLに関するガイドラインでも、単語の区切りにはハイフンが適切と案内されています。日本語のファイル名はURLに変換されたときに文字化けする場合があるため、英語(またはローマ字)を使うほうが安全です。
ファイル名を変えるタイミングはアップロード前
WordPressに一度アップロードしてしまうと、ファイル名の変更には手間がかかります。プラグイン(例:Phoenix Media Rename)を使えば後から変更できますが、記事内で使用中の画像URLが変わるため、リンク切れのリスクもあります。
そのため、アップロード前にパソコン上でファイル名を変更しておく習慣をつけることが、最もスムーズです。記事を書く前に画像素材を準備する段階で、ファイル名の変更もあわせて行うと作業効率もよくなります。
ファイル形式の選び方(JPEG・PNG・WebP)

WordPressでよく使われる画像形式は主にJPEG、PNG、WebPの3種類です。用途によって使い分けるとよいでしょう。
写真や色数が多い画像には「JPEG」が適しています。ロゴ・文字が入った画像・透過が必要な場合は「PNG」が向いています。「WebP」はGoogleが推奨する次世代フォーマットで、JPEGと比べてファイルサイズを大幅に削減できる特長があります。ほぼすべての主要ブラウザでサポートされており、表示速度を重視するなら積極的に活用するとよいでしょう。
・写真・カラフルな画像 → JPEG
・ロゴ・文字入り・透過あり → PNG
・表示速度を重視するならWebP(変換ツールやプラグインで対応可能)
- ファイル名は半角英数字+ハイフンで内容がわかるよう設定します
- 変更はアップロード前に行うのがベストです
- JPEGは写真向け、PNGは文字・透過向け、WebPは軽量化に向いています
- WordPressのプラグインでWebPへの自動変換も可能です
画像の圧縮と表示速度の関係
画像ファイルが大きいと、ページの読み込みに時間がかかります。読み込みが遅いと読者が離脱しやすくなるだけでなく、Googleの評価にも影響します。画像の圧縮は、ブログのパフォーマンス維持に欠かせない作業のひとつです。
推奨されるファイルサイズと画像サイズ
ブログ記事に使う画像のファイルサイズは、100〜200KB程度が一般的な目安です。横幅は使用するテーマの推奨値に合わせるのが基本で、多くの場合は横幅1,000px前後が実用的なサイズです。
スマートフォンやデジカメで撮影した画像は、数MB以上になることがあります。そのまま使うとページが重くなるため、アップロード前に圧縮・リサイズしておくことをおすすめします。
アイキャッチ画像の推奨サイズはWordPressテーマによって異なります。JINなら760×428px、SWELLやSTORKなど各テーマの公式ドキュメントに記載されているので、使用テーマの推奨値を一度確認しておくとよいでしょう。
画像圧縮ツールの選び方
圧縮には大きく分けて、「アップロード前にパソコンで行う方法」と「WordPressのプラグインで自動処理する方法」の2つがあります。
アップロード前に使えるウェブツールには「Squoosh」(Googleが提供する無料ツール)や「TinyPNG」などがあります。どちらもブラウザ上で動作し、ドラッグ&ドロップで圧縮できるので、初心者にも使いやすいです。
WordPressのプラグインでは「EWWW Image Optimizer」がよく使われています。画像をアップロードするたびに自動で圧縮・WebP変換を行ってくれるため、毎回手動で作業する手間が省けます。記事数が増えてきたら導入を検討するとよいでしょう。
表示速度を確認できるツール
画像を含めたページ全体の表示速度は、Googleが提供する「PageSpeed Insights」で確認できます。URLを入力するだけで、モバイルとパソコンそれぞれのスコアと改善提案が表示されます。
スコアの目安は100点満点で、モバイルは50〜70点以上、パソコンは70〜90点以上あれば比較的良好とされています。改善提案の中に「適切なサイズの画像を使用する」「次世代フォーマットで画像を配信する」といった指摘が出たら、画像の圧縮やWebP変換を優先して対応するとよいでしょう。
1. アップロード前に「Squoosh」や「TinyPNG」で圧縮する
2. ファイルサイズの目安は100〜200KB以下
3. まとめて対応したいならプラグイン「EWWW Image Optimizer」が便利
4. PageSpeed Insightsで定期的にスコアを確認する
- 画像ファイルサイズの目安は100〜200KB程度です
- SquooshやTinyPNGでアップロード前に圧縮できます
- プラグインで自動化する方法も初心者に向いています
- PageSpeed Insightsで表示速度を定期確認するとよいでしょう
オリジナル画像とフリー素材の使い方のポイント
Googleはオリジナリティのある有益なコンテンツを高く評価する方針を示しています。画像においても同様で、オリジナルの写真や図解を使うことは、記事の評価にプラスに働きます。とはいえ、すべてをオリジナルで揃えるのは現実的に難しいケースも多いので、フリー素材との使い分けを整理しておくとよいでしょう。
オリジナル画像を使うメリット
自分で撮影した写真や、Canvaなどのデザインツールでオリジナルのアイキャッチを作成することには、いくつかのメリットがあります。まず、他のサイトと同じ画像が使われない分、記事の個性が出やすくなります。
また、記事のテーマと直接関係する画像を使えるため、Googleが画像と記事のテーマの関連性を判断しやすくなります。Google検索セントラルのガイドラインでも「ページのトピックに関連した画像を使用する」ことが推奨されています。スクリーンショットや操作手順を画像で説明する記事は特にオリジナル性が高まるため、積極的に活用するとよいでしょう。
フリー素材を使うときの注意点
フリー素材のサービス(写真AC、Unsplash、Pixabayなど)には、商用利用や加工に関するライセンス条件があります。副業ブログやアフィリエイトサイトは商用利用に該当する場合があるため、使用前に各サービスの利用規約を必ず確認しておきましょう。
また、記事内容とかけ離れたフリー素材を見出しごとに貼るだけでは、SEO上のメリットはほとんど期待できません。フリー素材を使う場合でも、記事の内容に関連した画像を選ぶことが基本です。
ミニQ&A:フリー素材と画像SEOに関するよくある疑問
Q. 同じフリー素材を使っても、altテキストが違えば評価は変わりますか?
A. altテキストの内容は記事のテーマとの関連性を高める助けになります。ただし、画像そのものが他サイトと同一である点はGoogleも認識するため、オリジナル性という面での評価には限界があります。フリー素材でも適切なaltテキストを設定することは基本対策として有効です。
Q. アイキャッチをCanvaで作ったものとフリー素材では、評価に差がありますか?
A. Canvaで作ったオリジナルのアイキャッチは、テキストやデザインを加えた独自性が生まれるため、純粋なフリー素材よりも評価されやすい傾向があります。記事に関連したテキストを入れると、さらに内容との関連性が高まります。
- オリジナル画像は記事の個性と検索評価の両面でプラスになります
- フリー素材は商用利用のライセンス確認が必要です
- 記事と関係のない素材を多用してもSEO効果は期待できません
- Canvaで作ったアイキャッチは独自性が出やすくおすすめです
まとめ
WordPressの画像SEOは、altテキストの設定・ファイル名の工夫・圧縮・ファイル形式の選択という4つの基本を押さえることで、大部分をカバーできます。難しい設定は必要なく、毎回の投稿で習慣として取り組める内容ばかりです。
今日から始めるなら、まずアップロード前に画像ファイル名を英数字に変えること、そしてWordPressの編集画面でaltテキストを必ず入力することを取り入れてみてください。この2つだけでも、何も設定しない状態より確実に改善されます。
ブログを続けながら少しずつ設定を整えていくことが、長く育てていくサイトには大切です。今日から一歩ずつ取り組んでいきましょう。

