高校生のアフィリエイト始め方|親の同意からASP選びまで手順を整理

アフィリエイト入門

高校生でもアフィリエイトを始められる環境は、すでに整っています。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の中には年齢制限を設けていないものがあり、スマートフォンと無料ブログだけでスタートできます。ただし、未成年であることから、親の同意や校則の確認など、大人とは異なる手続きが先に必要です。

この記事では、高校生がアフィリエイトを始めるうえで確認すべき前提条件から、ASPの選び方、ブログの立ち上げ方、そして収入が発生したときの税金の扱いまでを順番に整理しています。「何から手をつければいいか分からない」という段階でも、手順を追って読めば次のアクションが見えてくるはずです。

一歩ずつ確認しながら進めていきましょう。

高校生がアフィリエイトを始める前に確認すべき3つの前提

いきなりブログを開設する前に、高校生ならではの前提条件を確認しておく必要があります。ここを飛ばすと、後からトラブルになるケースがあります。

親の同意が事実上の第一歩になる

アフィリエイト自体に法律で定められた年齢制限はありません。ただし、ASPへの登録や各種サービスの利用は「契約行為」にあたるため、未成年者は民法上、保護者(親権者)の同意が必要になるケースがあります。

もしもアフィリエイトの公式ページでも、「保護者の方の許可を得てからアフィリエイトに取り組むことをおすすめします」と明記されています。レンタルサーバーや独自ドメインを利用する際も、各社サービスの利用規約に年齢条件が設けられていることがあるため、親と一緒に規約を確認しておくと安心です。

また、報酬の受け取りには銀行口座の登録が必要です。未成年者名義の口座は保護者の同意が必要な金融機関が多いため、この点でも事前の相談が欠かせません。

校則で副業や収入に関する規定がないか調べる

学校によっては、アルバイトや収入を得る行為に関して校則で制限を設けているケースがあります。アフィリエイトは直接的な労働ではありませんが、「副業に準じる行為」として扱われる可能性がゼロではありません。

校則を自分で確認するのが難しい場合は、担任の先生や学校の事務局に直接確認する方法もあります。学校側に開示義務のある校則は多くが生徒手帳や学校ウェブサイトに掲載されているため、まずそちらを確認しておきましょう。

事前に把握しておくことで、活動の範囲を自分で管理しやすくなります。問題が起きてから動くよりも、はじめに確認しておく方が精神的にも楽に続けられます。

18歳未満と18歳以上では契約できる範囲が違う

2022年4月の民法改正により、日本では成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。つまり、18歳・19歳は民法上すでに「成年」であり、単独で契約を結べます。一方、17歳以下は「未成年者」として、法定代理人(保護者)の同意なしに結んだ契約を後から取り消せる制度があります。

この違いはASPの登録にも影響します。18歳以上であれば本人名義で手続きを進めやすく、17歳以下だとASPや各種サービスで追加の確認が必要になることがあります。自分の年齢に応じて、必要な手続きを事前に把握しておきましょう。

高校生がアフィリエイトを始める前の確認リスト
(1) 保護者に説明し、同意を得る
(2) 校則でアルバイト・副収入に関する規定がないか調べる
(3) 自分の年齢(18歳未満か以上か)によって契約条件を確認する
(4) 銀行口座の開設・利用条件を保護者と一緒に確認する
  • アフィリエイトに法律上の年齢制限はないが、契約行為として保護者の同意が必要になる場面がある
  • 校則に副業・収入に関する制限がないか事前に確認しておくと安心
  • 18歳以上は民法上「成年」のため、単独で契約を進めやすい
  • 銀行口座の開設・管理は保護者との共同作業になることが多い

高校生が登録できるASPの選び方と年齢条件の違い

ASPとは、広告主とアフィリエイター(ブログ運営者)をつなぐ仲介サービスのことです。アフィリエイトで報酬を得るには必ずASPへの登録が必要ですが、年齢条件はASPごとに異なります。

主要ASPの年齢条件を整理する

大手ASPの多くは18歳未満の登録を規約で禁止しています。A8.net、afb(アフィリエイトB)、アクセストレードなどは「18歳未満不可」と明記されています。一方、未成年でも登録できるASPも存在し、代表的なのが「もしもアフィリエイト」と「楽天アフィリエイト」です。

もしもアフィリエイトの公式Q&Aでは「登録に年齢制限をしていません」と記載されています。ただし同ページには、他社サービス(レンタルサーバー、独自ドメインなど)を使う場合はそちらの規約に従うよう注意書きがあるため、組み合わせて使うサービスの条件も別途確認が必要です。

楽天アフィリエイトも年齢制限を設けておらず、楽天会員として登録すれば利用できます。楽天市場や楽天ブックスなど身近なサービスの商品を紹介しやすいため、初めてアフィリエイトに触れる入口として使いやすい選択肢です。

ASP選びで見ておくべき3つのポイント

年齢条件をクリアしたあとは、扱える案件の種類・報酬の支払い条件・サポートの充実度を比較するとよいでしょう。もしもアフィリエイトはAmazonや楽天の商品を一括で紹介できる機能があり、物販系の案件に取り組みやすい特徴があります。

報酬の受け取りには最低支払い金額の設定があります。もしもアフィリエイトは住信SBIネット銀行なら1円から、その他の銀行なら1,000円から振込可能という情報がありますが、条件は変わることがあるため、登録前に公式サイトの「よくある質問」ページで最新の支払い条件を確認しておくとよいでしょう。

また、初心者向けのノウハウコンテンツが充実しているかどうかも判断基準のひとつです。もしもアフィリエイトのサイト内にはQ&A形式のガイドページがあり、仕組みを理解しながら進めやすい環境が整っています。

ASP登録で高校生がつまずきやすいポイント

登録時にメールアドレスが必要ですが、キャリアメール(携帯会社のメール)ではなくGmailなどのフリーメールアドレスを使う必要がある場合があります。フリーメールアドレスを持っていない場合は、先に取得しておきましょう。

口座情報の登録は、ASPに登録した後でも後から設定できる場合があります。すぐに口座を用意できない場合でも、まずブログを育てることからスタートできます。ただし、報酬が発生したときのために、口座の準備は早めに保護者と相談しておくとよいでしょう。

ASP名高校生(18歳未満)登録主な特徴
もしもアフィリエイト登録可(年齢制限なし)Amazon・楽天対応、初心者向けサポート充実
楽天アフィリエイト登録可(年齢制限なし)楽天サービス中心、楽天会員登録が前提
A8.net18歳未満は登録不可案件数が豊富な大手ASP
afb(アフィリエイトB)18歳未満は登録不可美容・健康ジャンルに強い
  • 高校生(18歳未満)が登録できるASPは限られており、もしもアフィリエイトと楽天アフィリエイトが代表的
  • 各ASPの規約は変わることがあるため、登録前に公式サイトで年齢条件を確認する
  • 口座登録は後からでもできる場合があるが、早めに保護者と準備を進めておく
  • フリーメールアドレスを事前に用意しておくとスムーズに登録できる

高校生がアフィリエイトを始める手順を4ステップで整理する

前提の確認とASP選びができたら、実際に動き出す手順を整理しましょう。4つのステップに分けて、それぞれで何をするかを具体的に説明します。

ステップ1:ジャンルとテーマを決める

ブログに何を書くかを決めることが最初の作業です。ジャンル選びは収益化のしやすさに直結します。自分がすでに詳しい分野や、好きで継続して調べられるテーマを選ぶと記事が続けやすくなります。

高校生に書きやすいジャンルの例として、勉強方法・参考書レビュー、部活・スポーツ用品、ゲームや趣味の紹介、進路・大学受験情報などがあります。身近なテーマで書けるため、体験談を交えた記事になりやすく、読者にとっても信頼感のある情報になります。

ただし、医療・美容・金融など「専門的な知識が求められる分野」は、情報の正確性を担保しにくく、規約上の注意が多いため、初心者の最初のジャンルとしては難易度が高めです。まずは書きやすいテーマから始めて、ブログ運営の感覚をつかむことを優先するとよいでしょう。

ステップ2:ブログを開設する

ブログの開設方法は、大きく分けて「無料ブログサービスを使う」「WordPressで始める」の2種類があります。初期費用をかけずにスタートしたい場合は無料ブログが選択肢になります。アフィリエイト広告の設置に対応している無料ブログとして、Seesaaブログなどがあります。

一方、WordPressはレンタルサーバーと独自ドメインを契約する必要があり、年間で1万円前後の初期費用が発生します。ただし、広告設置の自由度が高く、長期的に収益を伸ばしやすい環境を作りやすいとされています。各サービスの年齢条件は利用規約で確認が必要です。

まずは費用ゼロでブログを書く習慣をつけることを目標にするなら、無料ブログから始めるのが現実的な選択です。記事を書き続けてアフィリエイトの仕組みを理解してからWordPressに移行する方法もあります。

ステップ3:ASPに登録して案件を選ぶ

ブログを開設したら、ASPに登録してアフィリエイトリンクを取得します。もしもアフィリエイトや楽天アフィリエイトは審査が比較的ゆるやかとされており、記事が5本程度あれば審査に通りやすいという情報があります。ただし、審査基準は変更されることがあるため、各ASPの審査ガイドラインページで最新情報を確認してください。

案件を選ぶ際は、自分が実際に使ったことがある、または詳しく調べられる商品・サービスを選ぶとよいでしょう。紹介する内容に根拠がある記事は、読者に伝わりやすく、成果につながりやすくなります。

アフィリエイトリンクを記事に貼る際は、「広告であることの明示(PR表記)」が必要です。消費者庁の景品表示法ガイドラインにより、アフィリエイト広告を含む記事には「PR」「広告」「プロモーション」などの表示が求められます。表記なしで掲載することは規約違反・法令違反になる可能性があるため、必ずルールを守って運営してください。

ステップ4:記事を継続して更新し、結果を確認する

ブログでアフィリエイト収益が発生するまでには、一般的に数か月以上の継続が必要です。最初から大きな収益を期待するより、「記事を書き続けながら改善する」という姿勢が長続きするコツです。

記事を公開した後は、ASPの管理画面でクリック数や成果の発生状況を確認できます。どの記事が読まれているか、どのリンクがクリックされているかを定期的に確認しながら、内容を改善していきましょう。学業や部活との両立を考えるなら、週に1〜2記事のペースで無理なく続ける設計が現実的です。

アフィリエイトのPR表記(広告明示)は必須です
記事内にアフィリエイトリンクを掲載する場合、記事の冒頭や目立つ場所に「PR」「広告」「このページにはプロモーションが含まれています」などの文言を入れる必要があります。
規約・法令上の義務であるため、最初の記事から習慣として対応しておきましょう。
  • ジャンルは「自分が継続して書けるテーマ」を優先して選ぶ
  • 無料ブログから始めて、仕組みを理解してからWordPressに移行する方法もある
  • ASP登録後に案件を選ぶ際は、自分が知識を持てる商品・サービスを選ぶ
  • PR表記(広告明示)は法令・規約上の義務なので最初から徹底する
  • 週1〜2記事のペースでも、継続すれば着実に資産になる

収入が発生したときの税金と扶養の扱いを整理する

アフィリエイト収益が発生したとき、税金や親の扶養控除への影響が出ることがあります。難しく感じるかもしれませんが、基本的な仕組みだけ先に知っておくと、後で慌てずに済みます。

アフィリエイト収入は「雑所得」として扱われる

アフィリエイトで得た収益は、所得税法上「雑所得」に分類されます。国税庁の情報によれば、雑所得の金額は「総収入金額-必要経費」で計算します。サーバー代・ドメイン代・書籍代など、ブログ運営に直接関係した費用は必要経費として差し引ける場合があります。

雑所得の金額は、給与所得など他の所得と合計して課税対象の総所得金額を計算します。高校生がアルバイト収入もある場合は、両方の所得を合わせて考える必要があります。具体的な計算方法や申告の要否は、国税庁「タックスアンサー No.1500 雑所得」や、最寄りの税務署に確認するのが確実です。

親の扶養控除への影響は所得金額で決まる

高校生が親の扶養に入っている場合、自分の収入・所得が一定額を超えると親が受けられる「扶養控除」の対象から外れることがあります。この「一定額」の基準は、令和7年度(2025年)税制改正により変更されました。

国税庁の情報によれば、扶養親族の合計所得金額要件は、令和7年12月1日の施行以降「58万円以下」に引き上げられています(改正前は48万円以下)。この改正は令和7年分以後の所得税に適用されます。ただし、アルバイトを含む収入全体の所得金額で判定するため、個別の計算は国税庁「No.1180 扶養控除」のページや税務署窓口で確認するのをおすすめします。

制度の詳細や自分のケースへの当てはめは、状況によって変わるため、正確な内容は国税庁の公式ページまたは税務署にご相談ください。

確定申告が必要になるケースを把握しておく

所得税の申告が必要かどうかは、年間の所得金額と収入の種類によって異なります。一般的に、給与収入(アルバイト)以外に副収入がある場合、一定の基準を超えると確定申告が必要になります。

確定申告の期間は原則として毎年2月16日から3月15日です(土日祝日の場合は翌平日)。国税庁の「確定申告等作成コーナー」を使えば、パソコンやスマートフォンから書類を作成して提出できます。初めての場合、最寄りの税務署で相談窓口を利用することもできます。

なお、税制は毎年変更されることがあります。申告の要否や具体的な金額基準については、国税庁の公式ウェブサイト(www.nta.go.jp)で最新情報を確認するか、税務署に問い合わせてください。

  • アフィリエイト収益は「雑所得」に分類され、収入から必要経費を差し引いた金額が課税対象になる
  • 扶養控除の合計所得金額要件は令和7年度改正により変更されており、最新情報は国税庁で確認する
  • 確定申告の要否は年間の所得と収入の種類によって異なるため、国税庁または税務署に確認する
  • 税制は毎年変わることがあるため、申告年度の最新情報を必ず一次情報で確認する

高校生がアフィリエイトで注意すべき安全上のポイント

アフィリエイトは正しく取り組めば安全なビジネスです。一方で、情報収集の過程で詐欺的な情報や危険なサービスに触れるリスクもあります。ここでは、事前に知っておくべき注意点をまとめます。

「簡単に稼げる」という情報には特に注意する

消費者庁や国民生活センターは、「簡単なタスクをこなすだけで高収入」「登録するだけで稼げる」といった文句でSNSやメッセージアプリを通じて勧誘するトラブルが増加していると注意喚起しています。副業・アフィリエイト関連のトラブルは若い世代にも広がっているため、こうした誘いには慎重に対応することが大切です。

正規のアフィリエイトは、広告リンクが踏まれて商品が購入・申込みされることで報酬が発生する仕組みです。「お金を払えば稼げる情報を教える」「登録すると報酬が保証される」といった説明は、正規のアフィリエイトとは異なります。

個人情報の取り扱いに気をつける

ブログを運営する際、自分の本名・学校名・住所・顔写真などを不用意に公開しないよう注意が必要です。プロフィール写真は顔が特定されないものを使い、学校名や通学ルートが分かる写真も掲載を避けるのが安全です。

ペンネームや匿名での運営は、アフィリエイトでは一般的に行われています。ASPへの登録情報(本名・住所)は必要ですが、ブログ上に表示するプロフィールは別の名前を使えます。身近な友人へ活動を広めるかどうかも、慎重に判断するとよいでしょう。

規約違反・法令違反になる行為を先に把握する

アフィリエイトを運営する際の禁止事項を事前に把握しておくことが重要です。主な注意点として、他者のコンテンツ(文章・画像)の無断転載、根拠のない誇大な表現での商品紹介、PR表記の省略などがあります。これらはASPの規約違反になるだけでなく、景品表示法や著作権法などの法令に触れる可能性もあります。

ASPに登録した後は、そのASPの「利用規約」と「よくある違反事例」のページを一度通読しておくことをすすめます。もしもアフィリエイトのサイトには「よくある不正・違反事例」のページが設けられており、具体的な注意事項を確認できます。

  • 「簡単に稼げる」「登録するだけで報酬保証」という勧誘は詐欺リスクが高いため注意する
  • ブログ上に本名・学校名・住所・顔写真などの個人情報を掲載しない
  • 他者コンテンツの無断転載・誇大表現・PR表記の省略は規約違反・法令違反になる可能性がある
  • 登録したASPの利用規約と違反事例ページは一度通読しておく

まとめ

高校生がアフィリエイトを始めるには、「保護者への相談と同意」「校則の確認」「自分の年齢に応じたASP選び」という3つの前提を整えてから動き出すことが、最短で安心して進める順序です。

まず今日できることとして、もしもアフィリエイトの公式サイト(af.moshimo.com)にある「未成年がアフィリエイトをしてもいいの?」ページと、国税庁の「タックスアンサー No.1500 雑所得」ページを開いて、仕組みと注意点を自分で確認してみてください。親への説明資料としても使えます。

最初の一歩は小さくて大丈夫です。知識を積み重ねながら少しずつ動いていけば、必ず次のステップが見えてきます。あなたのペースで、着実に進んでいきましょう。

当ブログの主な情報源